プログラムを展開する場や
医療施設の地域背景や特長

「地域医療研究会」は、地域医療の経験交流と地域医療を担う若手医師の確保と養成を目的として1980年に発足し、その後30年以上にわたり、2年に1回の全国大会の開催を含め、地域医療の向上のために実践を深めてきた。「NPO在宅ケアを支える診療所・市民全国ネットワーク」は1995年（平成7年）に設立され、全国各地でのセミナーや実践交流会等を積み上げながら、年１回の全国の集いを開催し、在宅医療、在宅ケアシステムの普及と充実をすすめてきた。この2つの団体は2021年に合併し、地域共生社会の実現を目指して、新たな活動のスタートを切った。

本プログラムは、主治医として地域の現場で真に必要とされる医師の養成を目指すものである。当研究会が目指す、未来の地域医療を担う若手医師を養成するというのがプログラムの理念である。